今日は珍しく母上様とデート。
徳川博物館で行われたバックヤードツアーに行ってきました。
今回のツアーは市報で募集していたのを母上様が見つけて応募。
普段公開されていない徳川家の施設が
垣間見られるとあって私もかなり乗り気でした。
受付では甲冑がお出迎え。
GWでは、甲冑の着付け体験出来るみたいですよ。
ツアーには30名ほどの参加でした。
まずは、普段から公開されているゾーンを散策。
斉昭お手植えの松や石庭などを散策。
立ち入り禁止箇所には、このように石が置かれています。
確かにこうなっていると、またがって超えようという心理にはなりませんな。
そしていよいよ普段は非公開のバックヤードゾーンへ。
ただここではセキュリティ上の問題から
写真撮影が許可されている箇所が2箇所だけでした。残念。
でも仕方ないですね、徳川家の私有地ですから。
まずは「彰考館」石碑。
これは徳川慶喜筆だそうです。
彰考館は光圀が「大日本史」編纂のために駒込に設立した支局で
水戸城内にも別館が建てられたという施設。
空襲で焼失しましたが、昭和38年に再建され石碑も移築されたとのこと。
それから稲荷神社→水戸徳川家廟入口→登美宮吉子の碑を見学。
しかし稲荷神社を除いては
近くまで行くことすら許されず遠くから垣間見る私たち。
それでも箱根あたりまで来たんじゃないかと思うほどの
杉並木、竹林、もみじ、楓の林にすっかり旅気分の親子(笑)
普段公開されていないせいか苔なども踏まれずに青々としていました。
こちらが窈窕坂。水戸藩主がお通りになった坂。
いまでは皇族のご来館のみに使用するのみで、
徳川家の方すら通っていない坂だそうです。
ありがたや。
大きく曲がりくねった「窈窕坂」は光圀が名付けたそうです。
あぁ、この同じ場所に時代を超えて
自分がカメラ片手に歩いてるなんてなんか不思議。
この後は博物館内に戻り、常設展などを見学し解散となりました。
たぶん90分ほどのツアーだったかな。
地元にいながら、なかなか訪れることのない博物館だったので
こういう機会があって面白かったと思います。
今度は秋の紅葉の時期に募集していたら、また行っちゃうかも。
で、すっかり旅気分の親子は偕楽園へ足を伸ばしたのでした。
徳川博物館から偕楽園まではゆっくり歩いて20分ぐらいかな。
途中、カメラでパチリパチリやっていたので(^^ゞ
偕楽園はつつじが真っ赤に燃えるように咲いていました。
こうやって見ると紅葉みたいですよね。
自分の背丈よりもずっとずっと大きいので迫力ありました。
偕楽園の中にある好文亭へ。
斉昭によって建てられた偕楽園内にある休憩所です。
この額は↑江戸から伝わる本物の額だそうです。
好文亭の中に入ったのは、私、初めてかも。
いつも梅の時期にしか来たことないので
すごい行列なんだものー。
今日はわりと空いていて、
ボランティアのおじさんから説明してもらったり出来たので
じっくりと見て廻れました。
偕楽園を後にし、隣にある常磐神社へお参り。
ここのご祭神は光圀と斉昭だそうです。(葵の紋でしょ?)
はい、今日はとことん徳川ゆかりの地廻りですね。
お参りした後に御朱印帳を購入し御朱印をいただきました。
さて、お昼も過ぎてお腹もペコペコ。
街中まで戻ってランチだー。
韓国料理屋さんで石焼ビビンバ、チヂミ、プルコギなどを。
このメニューって何年か前に行ったハワイで
初日の夜に食べたものと全く同じで
あの韓国料理屋さんはなかなか良かったねーと
思い出話にかなり花が咲きました(笑)
最後は水戸東照宮へ。
こちらのご祭神は家康(東照宮だもんね)と水戸藩初代藩主頼房です。
こちらでもお参りして御朱印をいただきました。
今日はかなりの距離歩きました。
おろしたてのコンバースで行ってしまったので
靴擦れが痛いですー。
帰りにマックでソフトクリーム食べて一息入れて
気力を振り絞って歩いて帰ってきましたワ。
親子で外出だなんてウチは滅多にないので
たまにはこうやって歩くのもいいなぁと実感。
親不孝モノでごめんね、母上様。
常磐神社の御朱印帳。左が表、右が裏。
裏は葵の紋に白梅、紅梅の刺繍で気に入ってます。
今日いただいた御朱印。
もちろん大切にします。
追記
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